発行会社の商号 | 株式会社マルチブック |
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発行する株式等の種類 | 普通株式 |
発行する株式等の種類の説明 | クリックして確認する |
目標募集額 | 20,000,000円(募集取扱手数料を除く) |
上限募集額 | 20,000,000円(募集取扱手数料を除く) |
発行価額 | 1株あたり 50,000円 |
募集取扱手数料 |
1株あたり 4,320円 (募集代金には1株あたり4,320円(内消費税320円)の募集取扱手数料が含まれています。) |
募集代金 | 1株あたり 54,320 円 |
申込コース | 50万円コース(1株5万円×10株)もしくは25万円(1株5万円×5株)の2つのコースから選択して下さい。 |
申込期間 | 2017/09/13(水) 18:00 ~ 2017/10/11(水) 23:59まで |
申込証拠金お振込期間 |
申込撤回期間(申込日から起算して8日間)の終了日までにお振込下さい。 (振込手数料はお客様負担でお願いします) |
増加する資本金または資本準備金に関する事項 |
増加資本金の額 金10,000,000円 増加資本準備金の額 金10,000,000円 |
最大発行総額 | 20,000,000 円 |
募集の方法及び条件 |
本募集は、金融商品取引法第29条の4の2第10項に定める第一種少額電子募集取扱業務(株式投資型クラウドファンディング業務)として、DANベンチャーキャピタル株式会社が募集取扱いを行うものです。 申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所のWEBサイトから所定の手続きにより申込証拠金を添えて電子申込をいただくものとします。 区分 一般募集 発行数(株) 400 株 発行価額の総額(円) 20,000,000円 資本組入額の総額(円) 10,000,000円 完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない提出会社における標準となる株式です。 1.一般募集の方法によるものとし、そのすべてについてDANベンチャーキャピタル株式会社(以下「募集取扱会社」といいます。)が株式投資型クラウドファンディング業務により募集を取り扱います。その他の方法による募集は行いません。 2.発行価額の総額は、会社法上の払込金額の総額であり、資本組入額の総額は会社法上の増加する資本金の額の総額であります。 3.本募集においては、目標募集株式数を400株(目標募集額20,000,000円)とし、申込株式数が目標募集株式数に到達しなかった場合には発行を中止いたします。 4.本募集における申込は先着順により、申込金額の合計が目標募集額に達するまでは株式を発行する対象となる申込(以下「発行対象申込」といいます。)として受付け、申込金額の合計が目標募集額を超過した場合は、当該超過部分の申込はキャンセル待ちの申込(以下「キャンセル待ち申込」といいます。)として受け付けます。キャンセル待ちの申込のうち発行対象申込とならなかった申込の申込証拠金は返還されます。 【募集の条件】 1.本募集は日本証券業協会の定める「株式投資型クラウドファンディング業務」として金融商品取引法第29条の4の2第10項の規定に基づき行うものです。 申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所のWEBサイトから所定の手続きにより申込証拠金を添えて電子申込をいただくものとします。 2.最低申込株数は5株、申込単位は5株とします。 3.申込株式数が400株を上回り、申込撤回がされた場合には、先着順で割当先及び割当株式数を決定します。割当を受けられなかった株数に応じ、申込証拠金を返還します。 4.申込証拠金(1株につき50,000円)を払込期日(平成29年10月20日)に新株式払込金に振替充当します。 5.申込証拠金には利息をつけません。 6.株券は不発行です。 【申込取扱場所】 DANベンチャーキャピタル株式会社 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー15階 【申込金払込先 金融機関】 株式会社三井住友銀行 日本橋支店 |
事業計画の内容 |
発行会社は、海外7ヵ国に拠点展開し、主に日本の大企業の海外子会社を対象に、ERPシステム構築コンサルティングで成長してきました。ERP(Enterprise Resource Planning)とは、会計システムを中心とする企業の基幹業務システムです。その豊富な経験を活かし、このたび発行会社が開発したのが多言語に対応するクラウド型ERPソフトウェア multibook。発行会社の強みは各国の会計税務や法規制に精通したプロフェッショナル集団であることです。目標はグローバル企業の海外業務における課題をワンストップで解決できる会社となること。「クラウド」でERPを大企業から中小企業に広げ、多くの日本企業のグローバル化に貢献していく計画です。 1 事業の特徴 発行会社の事業は(1)コンサルティング事業、(2)プロダクト事業(クラウドERP事業)、(3)BPO(Business Process Outsourcing:業務アウトソーシング)サービスにより構成されています。その特徴は以下の通りです。 (1)コンサルティング事業 海外7ヵ国に拠点を置いて、主にSAP※をプラットフォームとして、ERPシステム導入に伴うコンサルティング及び導入後のサポート業務を行っています。 システムコンサルティング業務は、提案から実装、稼動後の運用までクライアントをサポートします。売上高の7割は日本の大企業の海外現地法人向けコンサルティングが占めています。商用車メーカーの北米やインド展開プロジェクト、電機メーカーの欧州・中東・アフリカ展開プロジェクトの他、世界20か国以上でのプロジェクト実績があります。各国の会計制度、税制並びに法規制や行政手続き等について精通したコンサルタントがシステムをサポートしていることを強みとしています。今後、既存クライアントに対するサービスの拡充を図るとともに、各国において新規クライアントの開拓を進めて参ります。 ※SAP(エスエーピー):ドイツに本社を置く欧州最大のビジネス向けソフトウェアの開発会社 (2)プロダクト事業 クラウドERPシステム“multibook”の開発・販売を行っています。 multibookは、“グローバル企業向けクラウド型ERPソフトウェア”であり、次のような特徴を備えています。 ・クラウド、SaaS(Software as a Service)型のERPシステム ・マルチ言語、マルチ通貨、複数帳簿が可能(製品名の由来) ・システムコンサルティング事業で培ったグローバル企業向けERPのノウハウを凝縮 ・マルチ言語のクラウド会計システムからスタート。購買・在庫・販売管理を含むERPへ順次拡大。 ・クラウド会計システムは2015年度から販売を開始し、現在5言語に対応。対応言語を順次拡大中。 (3)BPOサービス 2017年度よりフィリピン及びタイの拠点において会計データ等の入力代行業務を開始いたします。 2 事業戦略 今後の事業戦略等については、会社情報ページに添付の「事業計画書 」をご参照ください。 3 数値計画 数値計画については、会社情報ページをご参照ください。 |
資金使途 |
mulutibook システムの開発資金に充当します。 払込金額の総額 20,000,000 円 発行諸費用 1,000,000 円 差引手取概算額 19,000,000 円 上記手取概算額 19,000,000円を mulutibook システムの開発資金に充当します。 |
審査の概要 |
審査の概要及び審査結果の概要 a.審査の概要 当社はマルチブック株式を株式投資型クラウドファンディング業務による募集取扱を行うにあたり、当社が定める審査規程に基づき、発行会社から必要資料を入手するとともに、発行会社に対する書面による審査質問及び回答書を入手、回答書に対する追加質問を行う方法により、審査を行いました。 b.審査項目及び審査結果 審査項目及び審査結果は以下の通りです。 (1)発行会社及びその行う事業の実在性 発行会社は、長年に渡りERPシステムの開発及び販売の実績があり、事業の実在性には特段問題はないと判断しました。 (2)発行会社の財務状況 発行会社は2017年3月期においては、期末時点で135百万円の純資産を有しているとともに、当期純利益を計上して黒字転換しており、財務状況に特筆すべき状況はありません。財務諸表については、公認会計士または監査法人による監査は受けていませんが、直前決算期の財務諸表について朝日税理士法人より「中小企業の会計に関する基本要領の適用」に関するチェックリストが提出されていることを踏まえ、当該チェックリストにおける確認事項を当社にて精査した結果、発行会社の財務諸表は、適正に作成されていると判断しました。 (3)発行会社の事業計画の妥当性 発行会社の事業計画については、数値計画が、合理的に積み上げられていることを当社にて確認したとともに、数値計画の前提となる得意先別・プロジェクト別の受注計画及び人員計画等については、審査質問に対する回答を通じて、発行会社における実績を基礎として合理的に設定されていることを確認しております。以上のほか、ERP市場に関する外部マーケット情報を参照する等を通じ、当社として総合的に発行会社の事業計画は妥当と判断しました。 (4)発行会社の法令遵守状況を含めた社会性 発行会社の法令違反の状況について審査質問に対する回答を検討するとともに、外部情報サービス機関等を利用して確認を行った結果、過去に法令違反は確認できず、発行会社の社会性には特段の問題はないと判断いたしました。 (5)反社会的勢力への該当性、反社会的勢力との関係の有無及び反社会的勢力との関係排除への仕組みとその運用状況 当社所定の手続きによって株主及び役員について反社会勢力との関係性についてチェックを行った結果、当該関係性は一切、確認できず、特段の問題はないと判断いたしました。また、発行会社においては株主、役員及び幹部社員並びに主要取引先について、反社会的勢力との関係性排除に関する規程を整備いただくとともに、当該規程を運用してチェック業務を行っていることを確認しています。 (6)当社と発行会社との利害関係の状況 当社の代表者が代表を兼務する㈱出縄&カンパニーが、発行会社より上場コンサルティング業務を受託しています。当該業務の報酬条件等は、同社が他社より受託する場合と同等の条件によっており、特段の問題はないと判断いたしました。なお当社代表者及びその親族並びに㈱出縄&カンパニーは合わせて当社の発行済み株式の81.5%を保有しています。 (7)当該店頭有価証券に投資するに当たってのリスク 発行会社の株式に投資するリスクを当社所定のチェックリストに照らしてチェックを行ったところ、想定されるリスクは上記「マルチブック株式に投資をするに当たってのリスク」に記載されているとともに、当社の募集取扱いにおいて不適当と考えられるリスクは存在せず、特段の問題はないと判断いたしました。 (8)調達する資金の使途 資金使途について検討を行った結果、特段の問題はないと判断いたしました。 (9)目標募集額が発行会社の事業計画に照らして適当なものであること。 目標募集額は、事業計画における、multibookシステムの追加開発の必要性とその実現性を吟味し、必要かつ十分な合理的金額であると判断いたしました。 (10)発行価額の総額が1年間に、1億円未満であること。 株主総会議事録及び取締役会議事録並びに登記簿謄本により吟味したところ、発行会社の本募集を含む1年間の発行価額の総額が1億円未満であることを確認いたしました。 |
株式事務等株主管理に関する事項 | 発行会社は三井住友信託銀行と株主名簿管理事務委託契約を締結しています。 |
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リスク情報 |
本事業計画の遂行にあたり、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のような項目があります。当社の事業計画の遂行を妨げる要因となるものが含まれますので、必ずお読みください。 各項目の内容については「会社情報」欄、及び「会社情報」欄に添付されている「新株式発行に関する会社概要書」に掲載されています。 お申込みにあたりましては、ご精読いただきますようお願い申し上げます。 【事業環境に関するリスク】 ①会計システムへの依存 ②SAPへの依存 ③競合について ④各国の規制の影響 ⑤為替変動リスク 【事業内容に関するリスク】 ①クラウドERP事業 ②特定の顧客への依存 ③優秀なコンサルタント人材の確保 ④コストアップの可能性 ⑤コンサルティングの社会的評価 ⑥コンピューターシステムの障害 ⑦売上の季節変動と検収基準 ⑧知的財産権 ⑨技術革新への対応 【事業体制に関するリスク】 ①小規模組織 ②特定の経営者への依存 ③コンプライアンス ④顧客情報の管理 ⑤人材の確保および育成 ⑥システムリスク及びその他のオペレーショナルリスク ⑦海外子会社の管理 ⑧代表取締役からの債務保証 ⑨新株予約権の発行 ⑦重要な訴訟事件の発生 【その他のリスク】 ①株式の譲渡制限 ②配当の未実施について |
応募代金の管理方法 | 日証金信託銀行の顧客分別金信託口座に預託して分別管理します。 |
特記事項 |
【配当政策】 当社は、設立間もない状況であることから、当面は事業規模の拡大及び経営基盤の確立のために内部留保の充実を優先いたしますが、株主への利益還元を経営の重要な課題と位置付けており、今後の事業展開に必要な十分な利益剰余金が確保された場合には、業績に応じて株主に対して剰余金分配を行って参る所存です。 【自己株式の取得等の状況】 該当ありません。 【株価の推移】 当社株式は非上場でありますので、該当事項はありません。 |
代表者 | 村山 忠昭 (代表取締役・CEO) |
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業種 | 情報通信業 |
カテゴリ | インターネット関連/FinTech関連 |
本社住所 | 東京都品川区北品川四丁目7番35号御殿山トラストタワー9階 |
URL | http://www.multibook.co.jp |
会社プロフィール> | 株式会社マルチブックは、(1)システムコンサルティングビジネス(コンサルティング事業)、(2)クラウドシステムサービス(プロダクト事業)、(3)BPO(業務アウトソーシング)サービス(BPO事業、2017年開始予定)により、クライアントのグローバルシステム・海外業務に関わる課題をワンストップで解決できる会社を目指しています。 |